カリキュラム

カリキュラムについて

1地域専門家育成プログラム

地域研究とは、対象とする国や地域について、フィールド調査に基づき、常に現代への関心を持ちつつ、その国や地域の価値観を基礎として内在的にトータルに理解する学問領域です。グローバル化が加速する中で、平和構築、多文化共生、貧困や格差の改善、地球環境など人類が直面する課題は複雑化、広域化の一途をたどっています。このような状況に立ち向かうためには、英語と現地語の運用能力、ならびに俯瞰的な教養を身につけておくことが必要となります。また、地域の文化・社会・経済について深く理解した上で、新興国のニーズを適確に把握し、人的ネットワークを築き上げながら、問題解決を図ることも必要です。ASIPでは、このような人材を育成すべく、オリジナルな地域専門家育成プログラムを提供しています。


カリキュラム図

※修士課程では、国際地域研究専攻開設科目もしくは国際公共政策学位プログラム開設科目を履修

カリキュラム図


学士課程 (最短3年半)

下記の(1)〜(2)を履修し、合計140〜145単位を取得します。卒業論文の作成には国際地域研究専攻または国際公共政策学位プログラムのASIP協力教員が副指導として加わります。

  1. 既存の教育課程:124〜126単位
  2. ASIP関連科目:24〜26単位(ASIP演習3、現地語基礎3、現地語集中4〜6、ASIP専門科目8、卒論6)

修士課程 (最短1年半)

下記の(1)〜(3)を履修し、合計30単位を取得します。また、(4)修士論文が必修となります。留学中に行うインターンシップやSEND活動(日本語・日本文化を現地の人々に紹介する活動)も単位として認定されます。

  1. 国際地域研究専攻開設科目(国際公共政策学位プログラム開設科目): 17単位以上(4年次履修の大学院科目10単位を含む)
  2. 海外協定校での取得単位:10単位以内(協定校における指導・演習:リサーチワークショップ(必修2)、協定校大学院科目(選択10)、インターンシップ活動(必修1〜3)、SEND活動(選択1))
  3. プロジェクト演習(必修):3単位
  4. 修士論文
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〒305-8571 
茨城県つくば市天王台1-1-1
筑波大学「地域研究イノベーション学位プログラム」事務局
Email : asip-office@ml.cc.tsukuba.ac.jp